５０：５０

数が半々だったらどうよって小話
ほんと誰も出てこない（爆）
確実にＢＡＤＥＮＤですねこれ

実際、これ書いててレプリカって書くのものすごく嫌だったんですけど
他にいい表現が見つけられない自分のおつむに絶望したorz
もっと文章力がほすぃー

世界が瘴気に覆われて世界の人口は約半分となった
そしてそれと同時期に現れたレプリカの人口は半端なく
数にして世界の約半分の人数となった
今やオールドラントの人口は
被験者とレプリカの半々の人数で構成されている


世界を覆う瘴気の中和を一人のレプリカの少年に
被験者達の代表でもある者たちはその役目を押し付けようとした
逃げてもいいという言葉を言いつつも
実際に残されている道は中和するしかないというのに・・・！
そのことに反対をしたのはレムの塔以外にいる自我を持ったレプリカ達だ
いつの間にか話は世界中に広まり
そして世界の皆が知っている状況になっていた
レプリカ達は叫んだ


「どうしてその少年一人に押し付ける？
どうして同胞を犠牲にしようとする？」


そうすれば今度は被験者達が叫んだ


「これしか方法がないのだ
他に方法がないのだからしょうがない」


探してもいないのに
それしかないと決めつけて
そんな被験者の態度にレプリカ達が怒り狂うのは時間の問題であった
今までは被験者の方が上位だとそう思い込まされて
暴力も罵声も全て受け入れてきた
だがそれも彼らにしてみれば限界だったのだ
今回のはきっかけの一つにすぎない

気づけば世界の半分の数にも達していたレプリカ
彼らが暴動を起こせばどうなるのかは簡単に理解できたはずなのに



５０：５０
（それは一つの戦争にも繋がること）



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2008/02/26　夜人