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TOA中心、女性向二次創作ブログ。 ネタ語りやら小説やら書けれたらいいかなと。 同人・女性向・BLという単語に拒否反応を示される方、 単語の意味が分からない方は閉じた方がよろしいかと
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拍手に置いていたものー
あの同行者ならルーク放置しててもおかしくない
ってかゲーム中もそれに近いか(ビキビキ
まともな神経している人から見たらおかしいんだよね
ってことでまたもオリキャラさんに突っ込んでもらったよ
苦手な人はバックバック!!











仕事をクビになって早一週間
傭兵の仕事を始めてもう一週間
音譜帯にいる父に母、俺はなんとか元気にやってます


元々は白光騎士団っていう役職についていた俺
バチカルでは王家に次いで権力のあるファブレ公爵家の騎士団で
傭兵としてその歳では珍しく実力があったものだから、
当時の白光騎士団長にスカウトされたのが勤めるきっかけ
見習いで入ったのが10代後半、現在20代後半
そろそろ嫁さんを貰ってもおかしくない年齢だ、だがいない 空しい
気付いたら勤め始めて7年
いつの間にか屋敷の門を警護できるようになってた俺
よく考えてみると結構昇進したんだな、と自分褒めてやりたい


そんな俺でもついこの間クビになったわけだ
まぁ、かなりの事件 それこそ国に関係する事件があったからで
ファブレ家の一人息子であるルーク様がまた誘拐されてしまったからだ
一度目は10歳の時
見つけられた後、記憶もなにもかも失って戻って来た・・・らしい
らしいというのは俺は当時その事件に関わっていなかったからで
その事件後、白光騎士団がほぼ総入れ替えの時に入団したのが理由
だから俺は赤ん坊のように純粋で
素直になることができないでいるルーク様しか知らない
そして今回俺がクビになった理由
そのルーク様が二度目の誘拐をされたからだ
誘拐犯は屋敷内の者を全てを眠らせて侵入し、
誘拐していったというのだから冗談じゃない!
しかも最初誘拐犯の目的はグランツ謡将だというではないか!!
あげく狙われた謡将の妹とかいう噂もある
兄妹喧嘩するなら他人の家を巻き込むなという話だ
屋敷内全ての人間が眠らされたが幸いにも大事には至らなかった
しかし一歩間違えば旦那様や奥方様が危険な目にあっていたのは言うまでもない
そしてその責任は取らなきゃならなかった
譜歌という特殊な力により眠らされたとはいえ職務怠慢にあたる
団長と副団長 そして屋敷の入口を警備していた俺の片割れの騎士を含め
10人近く仲良くクビになった訳だ
他にメイドも何人かクビになったらしい
今回特殊なケースだった為、新しい職場と多少の金を付けてもらえたのはありがたかった
俺は元々傭兵としてやっていたから退職金しか貰わなかったが


だが今回の誘拐は流石に腹が立つ
なんとかルーク様が帰国なさるまで屋敷に置いて頂けたが
あの誘拐犯の女今度会ったらただじゃすまさねぇ・・・!
謝ってすむと思っているのか公爵家に顔を出しに来やがったのだ
そしてそれを勧めたのが使用人の一人であり、
勝手に屋敷を飛び出したガイだから怒りは倍増
しかし周りの怒りの視線に気付いてないあたりめでたい頭をしているから呆れたものだ
ガイを後から呼び出して遠回しに忠告したが
何にもわかっちゃいねぇのにはマジ殺してやろうかと思った
そんな奴らを野放しにしている公爵家を
クビになって逆によかったと考えるべきなのかは複雑だが


そんなこんなで現在傭兵稼業中
白光騎士団よりか幾分か給料は少ないが、生活できないほどではない
それに元々金を使うにしても装備を整えるくらいにしか使わないから貯蓄はある
軍人になるつもりは更々ないのでしばらくはこの生活でもいいだろう
今日の仕事を終えたので夕方のケセドニア内をぶらぶらしていた
ふと視界に朱が前から目に入る
朱を主にし、先端が黄色のグラデーションになっている髪
瞳は新緑を灯したような翠の色
屋敷に居た頃、自分が守るべき対象であったルーク様だ


「ちょ、なんでルーク様が・・・」


ぽつりと呟いた言葉はどうやら本人に聞こえてしまったらしく
嫌そうな顔をしてこちらを威嚇してきた


「なんだよ、なんで俺の名前を知ってるんだよ」


声をかけられてハッとする
まてまてまて
確かにルーク様が親善大使としてアクゼリュスに行くってのは聞いてたぞ
だが何故同行者がいない?
ってかなんで髪の毛隠すとかしてないんスかルーク様・・・!
疑問は尽きないが返事を返さなくては失礼だ
何せ相手は公爵子息であり王族だ
一般人な自分とは身分が違う


「気分を害されたのならば申し訳ございませんルーク様
私は白光騎士団を勤めていた者でございます」


丁寧な口調で返事をすれば威嚇するのはやめた、
が嫌そうな顔が深くなったようだ
そういえば敬語を使われるのを酷く嫌がっていたのを思い出す


「敬語はやめろよ、でもなんで白光騎士団がここにいるんだよ」

「敬語をやめることは申し訳ございませんができません
それに何故ここにいるかをお聞きしたいのならばご説明させて頂きますが」

「ちぇ、なんだよつまんねーの!
で?なんでいるんだよ」

「はい、ですがお話の前に・・・」


俺は話す前に近くの露店で一番上等な布を購入し、それをルーク様へ渡す
きょとんと不思議そうな顔を見せるあたりわからないみたいだ


「なんだ?」

「この布を被っては頂けませんか?
貴方様のおぐしは目立ちます」

「なんでだ?別にいいだろ?」

「いいえ、ルーク様の御命にも関わります」


真面目な顔で命について言えば顔を真っ青にする
どうやら誰も気にかけていなかったのがわかる
おいおい、全くどうなってんだよ
俺は戦争をドンパチされるよりも平和に暮らしていたいから和平は歓迎だが
上の貴族様達にはそのドンパチをしたい奴らもいる
だからここぞとばかりに親善大使一行を狙う奴らもいるだろうし、
ファブレ公爵家を陥れようとする馬鹿もいるだろう
自分らは戦わないからいいかもしれんが庶民にはいらん世話だ
脱力感を感じる俺を余所にいそいそと布を被る姿が目に入る
幸いにもケセドニアは砂漠地帯だ
布を被っていてもなんら不思議もない


「・・・なぁ、命に関わるって・・・」

「そのことも含めてお話させて頂きます
長い話になりそうですのでどこかに入ってお話させて頂いてもよろしいですか?」


コクリと頷くのが見えたので了承の証として取らせて頂く
ルーク様を伴ってとりあえず入れる店を探すことにした



人生何があるかわからない



この後、ケセドニア内でそこそこにいい店を選びお互い話しをするのだが
胃がこれでもかというくらい痛くなるのはもう少し後のこと



■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
風呂で頭をわしわし洗っていたらふと思いついたもの
そりゃやめさせられる人もいるよねって話

拍手up日 2008/02/16 夜人

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女性
自己紹介:
夜人と書いて「やと」って読みます
はまらないようにと思っていたのに
中古で思わず買ってしまったらどっぷりTOAにはまってしまったというそんな罠
ネタ語りやら小説が書きたいと思って勢いでブログ製作
サイトはまぁあらかたできたら作ろうかなと模索中
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