最強ディスト

もうすぐ２月も終わりですね
コメントなくてもパチコありがとうございます
ちゃんと見て下さっている人がいらっしゃるんだなーと
思うことができます（笑）

今日はイベント行ってきて身体がったがたのくせに
書く気力がある私ってどうよ・・・
そんなこんなで思いついた
頭も良くて強さも半端ない最強ディストってどうでっしゃろ？

つってもディストについてもんもんと
捏造込めつつ考えただけなんですけどね

ディストは普段攻撃は譜業任せだよな
↓
もしかしたら力をセーブするためにやってんじゃね？
↓
生身のが強いとか萌え！！


そんな腐った思考ですが、何か？
小さい時からジェイドと一緒にいるし
なんだかんだで規格外れな研究とかしてたんじゃないかなと
ジェイドはおおっぴらにやってたけどディストはこっそりとね
それこそ名前にミドルネームまであるくらいだし
たぶんいいとこの坊ちゃんだと思うので
屋敷の地下にそういう部屋の一つくらいあったと
両親は仲が悪くて冷戦状態
その結果ディストに対して放任主義
息子がなんかしているみたいだけど
別に妻は夫が、夫は妻がなんとかしているだろうって感じ
あ、あれ・・・ディストもの凄い不憫
んでも、まぁ、それでいくとディストは親の愛情に飢えているので
ネビリム先生にべったりとか、ね


そんなディストなんですが
ジェイドとピオニーはジェイドジェイド言いながらついてくる
情けないディストしか見てないから
家の状態や地下で研究しているディストは知らない
実際はジェイドよりもえげつないことしてたらよいかと
あ、このディストもゲームみたいにジェイドを尊敬してます
ジェイドに尊敬の念を送るのは
小さいながらもバンバン譜術使っているし
親にちゃんと認識してもらっているってことで
（それが恐怖とかでもね）


あとこのディストは題名みたいに最強なんで
研究ばっかではなくちゃんと身体も作ってます
ふっふっとディストの部屋から息遣いがきこえてくるから
なんだろうと部屋を恐る恐る覗いたら
部屋で懸垂とか親指だけで腕立て伏せやってたらウケるわぁ
ダアト七不思議の１つ（笑）

冗談はおいて
ディストはジェイドみたいに譜眼やコンタミネーションもやってるし
（ディストの目ってジェイドまでとはいかないけど
やや赤みのある目だしね
ジェイドには劣るけれど譜眼を持ってるってことで）
体中のフォンスロット全解放の技術とか
自分の命より研究命な感じ
両親は自分を気にも留めず存在を認められないと思っているので
自分自身の体に対して頓着はない感じ
むしろ研究でいい結果が得られたらそれでいいかなという境地


そんなディストの体は
筋肉はつくもののそこまで露出するわけでもないし
はっきり目に見えないので顔だけを見ると青白いから貧弱に見える
実際は体中には研究でやった傷痕がたくさんあったり
それなりに鍛えているので全然大丈夫なんですが
ジェイドは天賦の天才なイメージだけどディストは努力の天才
人に隠れて積み重ね・積み重ねで成功していくタイプ
だからみんな騙されてますよー

で、そんなんだから
譜術も生身での攻撃も最強です
全フォンスロット解放とかして力を底上げしてるので俄然強いですよ
ちゃんとそれをコントロールする技術も身につけているしね
ネビリムと戦ったらたぶん一人でも勝てるかと
ただ余りやりすぎると体にガタがきて
動けなくなるとわかっているので
（動けなくなると研究とかできなくなるし）
普段は力のセーブも兼ねて譜業で攻撃してると
実際は生身のが無茶苦茶強いので
ここぞという時必殺で使うってことで
ちなみにコンタミネーションで出す武器は
別名の『死神』に因んでデスサイズとかね
あとはクロッ●タワーで出てくるようなでかい鋏とか
BA●ARAに出てくる明智さんみたいな武器とか
幽●白書の蔵馬みたいな植物操ったりとかも合いそう
伏字していてももろバレですね


そんな人間らしさがやや欠けてるディストだけど
（実際ディストはジェイド以上に生死について理解してないと思う
ジェイドはただ死ぬということを認めたくなくて
ディストは本当にわからないんじゃないかな）
ルークが誕生したら絆されてがらりと変わればいうことないですな
ディストは親に愛されたっていう記憶がなく
（幼い時は覚えていないってのもあるし）
ルークに対して愛着が沸き
これが人を愛するってことかなー
じゃあその愛する人が消えたら（死んだら）
悲しいってことかーと漠然なものだけど
人の生死について理解すればいいかと
それに至るまでの結果は・・・
うん、考えてないや（爆）
何かしらきっかけがあったってことで！！

まぁなんでルークかって
ほら、ここのモットーはルークが幸せならいいからさ
そんな最強ディストが颯爽とルークを危機から助けたり
無垢なお子様にいろいろ優しく教えてあげたり
ルークとなんだかんだでほのぼの親子やってたりするのに萌えるなー


ただこれを思いついたら止まらなくって
話云々まで考えてません（爆）
短編くらいなら書けるかなーと
ちょっと最近ディストが好きになってきたのでそんな妄想

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2008/02/24　夜人

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神様乱入！ ４

気づけば４つ目なのにいまだチーグルの森付近
さくさくと書きたいと思いつつも
要所要所で拘るせいかこんな結果
まぁこれはまったり書いていこうかなと

宿屋で一泊したルークと海渡くん
寝ずの番をしていた海渡くんですが←神様だから寝なくても大丈夫だしね
朝早くにチーグルの森へ向かうイオン様を見つけます


「ルーク、起きろルーク」

「・・・なに？」

「あれって導師じゃないか？」

「ほんとだ・・・森に向かってるな」

「まずいな」

「まずい？」

「導師守護役も護衛も見当たらない
何かあったら大変なことになる」

「追いかけたほうがいい・・・よな」

「ほんとは追いかけるのはお前じゃなくて
守護役か軍人がいいんだがそうも言ってられないな」


ということでルークと海渡くんはイオン様を追いかけることにします
時間がないので宿屋の人にイオン様が森に向かったことを伝えてもらうってこって
チーグルの森入口付近でダアト式譜術を使い倒れているイオン様に駆け寄るルーク
海渡くんは周囲に威嚇しつつ近寄ります
自己紹介は－ティアで会話が進んでいきます


「あの・・・そちらの方のお名前は」


と見えるはずもない海渡くんに声をかけるイオン様
ルークも海渡くんもびっくりです
シュザンヌ様みたいに身体が弱いから見えるのかなと思いますが
よくよく見てみるとイオン様、ルークと同じレプリカです
（魂と体の年齢の食い違いってことで一つ）
とりあえず自分は普通の人には見えないから
今はいいけど他に人がいる時は俺に話しかけないよう注意しておきます
そこで本題に戻りどうしてイオン様が森に来たのかを問います
ここらへんはゲーム通りな展開
一人で戻すのも危険です
仕方ないのでチーグル捜しを手伝います
ここは海渡くんがいるので楽々進めますね
チーグルのとこまで行く途中でイオン様にレプリカかを問います


「イオンは俺が見えるんだな」

「えぇ、はっきりと見えます
他の方には見えないのですよね？」

「純粋な魂か身体が弱い人はカイトが見えるけど、
大抵の人にはカイトは見えないぜ」

「エンゲーブでもそうだったろ？」

「そうですね、確かに誰もカイト殿に気付いていないようでしたし」

「・・・なぁイオン、お前レプリカだろ」

「・・・！どうしてそれを」

「遠回しに聞いてもしょうがねぇことだしな
お前、魂の年月と身体の年月がちぐはぐなんだよ
ルークと一緒で魂がこれでもかってくらいに純粋だからもしやと思ってな」

「ルークも・・・僕と一緒？」


めんどい、基先の展開の為ここでレプリカ云々をばらしておきます
ついでに海渡くん自分が神様なのをバラします
どうしてここにいるかの理由はまだ言いませんけど
そんな感じでイオン様も海渡くんの庇護の対象です
おいおいそりゃまずいだろって時は
ずばっと言ってくれますよ、海渡くんが
いくら刷り込みされてても２歳
それに導師だし誰も口だしできない
レプリカだって知ってる人間は見下している
なので立場とか全く関係なく、尚且つ神様で姿は普通見えない
これほど適任な人はいません
こっから論されて黒化して下さいイオン様（あれ）


チーグルの住む木の根本まで来ます
大半のチーグルは海渡くんが高エネルギー体にしか見えないので
怖がりながらミュウミュウ鳴いてます
長老は見えるので話に支障はないんですがね
結局ゲーム通りライガクイーンとの交渉になります
ミュウとソーサラーリングを借りていざ出発
ですがそこで厄介なことにティアが来ます
宿屋の人がマルクト軍人に話していたのを聞いて追いかけて来ました
キャンキャン喚き、私も着いてくわーと無理矢理パーティーイン
一気に空気が下がります
海渡くんはこっそりルークとイオン様（とあとミュウ）を守る為に力は使いますが
ティアに対して使おうという気はさらさらないでしょうね
眉間の皺もぶち切れそうなくらい寄ってそう

ぎすぎすしながらもなんとかライガクイーンのいる巣穴に到着し交渉開始
人間が来た着たことに一瞬威嚇しましたが
海渡くん（神様）がいるので怒りを押さえます
明らかにライガクイーンって魔物の中でも上位種ですよね
かつ人間の言葉もわかるから海渡くんが見えるってことで
イオン様が言い出したことなので海渡くんは傍観者になります
ローレライからルークを守るという誓約があるので力を奮っていますが
本来はそこまで干渉したらいかんですしね
ライガクイーンには最初にそのことを伝えておきます
雲行き怪しくなったら口だしするかもしれんけどーとは言っておきますが
なんだかんだで子供に弱い（笑）


ゲーム通りに進むとライガクイーンは当たり前ですが怒ります
さらに油に火を注ぐ形になるのはティアの攻撃的な体勢
それに頭に血が上ったライガクイーンの咆哮にミュウとティアが巻き込まれます
ミュウはルークに助けられますが
ティアはぶっ飛ばされて幹に頭ぶつけて気絶
ここで愛の差が出てますね　にこ！
流石にこのままだとルークもイオン様も危険
ティアは気絶してるのは好都合ということで海渡くんが説得します
このままここにいるといずれ必ず人間に殺されるよ
お前には娘も息子もいるし
仲間を率いる女王だろ、よく考えろよー
みたいな感じで説得
住居がないなら他に場所を探してあげます
場所的にはキノコロードとかどっかの小島ですかね
何とか納得してもらいライガクイーン達に転居してもらいます
（強制的に出させる）ローレライの力+海渡くんの氏神の力で
どっか飛ばしてあげて下さい

ライガクイーンは最後に
神様である海渡くんに頼まれたからここから移動するのであって
チーグルはまだ赦してないってことを言っておきます
訳→姿見かけたら容赦なく襲うぞゴラァってこと
そりゃ経緯を考えれば当然です
ってか実際ゲームやっててクイーン寛大じゃぬぇの！って思ったしね
だって食料提供でチーグルすんでんだよ
ライガ達は被害者側だしライガもその気になれば
そこに住んでるチーグルくらいたやすく全滅させれると思うわけで・・・
だってあんなちまっこいの対肉食の中では上位なライガ
どっちが強いかなんて見た目だけでもわかりますよ
おっと話がそれた
海渡くんも今回口だししたのはルークがいたからであって
別にチーグルが好きだから助けたわけではない
いつも神や人間が味方するとは思うなよと釘さします
もちろん他のチーグルにもグサッとね


ジェイドは今回ここでは出てきません
チーグルの長に挨拶してエンゲーブに戻る途中、
兵を数人引き連れてるところ遭遇します
そのまま護衛してもらいつつ入口まで
タルタロスはもう横付けしてあるので問題なし
アニスに呼びに行かせなくてもいいです
てかゲームで何故アニスが呼びに行くのかが
ものすごく不思議でならないよ
他国の軍人で導師の守護役を離れさせてまでタルタロス呼んでくるくらいなら
最初からタルタロスで来いよって話ですよねこの眼鏡は、とまた話ずれた
とりあえず入口で「正体不明の第七音素が～」ってことで
拘束ではなくて保護です保護
ゲームより非常識ではない方向でいきます
ちょいと思いついたのがあるので

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2008/02/26　夜人

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５０：５０

数が半々だったらどうよって小話
ほんと誰も出てこない（爆）
確実にＢＡＤＥＮＤですねこれ

実際、これ書いててレプリカって書くのものすごく嫌だったんですけど
他にいい表現が見つけられない自分のおつむに絶望したorz
もっと文章力がほすぃー

世界が瘴気に覆われて世界の人口は約半分となった
そしてそれと同時期に現れたレプリカの人口は半端なく
数にして世界の約半分の人数となった
今やオールドラントの人口は
被験者とレプリカの半々の人数で構成されている


世界を覆う瘴気の中和を一人のレプリカの少年に
被験者達の代表でもある者たちはその役目を押し付けようとした
逃げてもいいという言葉を言いつつも
実際に残されている道は中和するしかないというのに・・・！
そのことに反対をしたのはレムの塔以外にいる自我を持ったレプリカ達だ
いつの間にか話は世界中に広まり
そして世界の皆が知っている状況になっていた
レプリカ達は叫んだ


「どうしてその少年一人に押し付ける？
どうして同胞を犠牲にしようとする？」


そうすれば今度は被験者達が叫んだ


「これしか方法がないのだ
他に方法がないのだからしょうがない」


探してもいないのに
それしかないと決めつけて
そんな被験者の態度にレプリカ達が怒り狂うのは時間の問題であった
今までは被験者の方が上位だとそう思い込まされて
暴力も罵声も全て受け入れてきた
だがそれも彼らにしてみれば限界だったのだ
今回のはきっかけの一つにすぎない

気づけば世界の半分の数にも達していたレプリカ
彼らが暴動を起こせばどうなるのかは簡単に理解できたはずなのに



５０：５０
（それは一つの戦争にも繋がること）



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2008/02/26　夜人

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人生何があるかわからない

拍手に置いていたものー
あの同行者ならルーク放置しててもおかしくない
ってかゲーム中もそれに近いか（ビキビキ
まともな神経している人から見たらおかしいんだよね
ってことでまたもオリキャラさんに突っ込んでもらったよ
苦手な人はバックバック！！

仕事をクビになって早一週間
傭兵の仕事を始めてもう一週間
音譜帯にいる父に母、俺はなんとか元気にやってます


元々は白光騎士団っていう役職についていた俺
バチカルでは王家に次いで権力のあるファブレ公爵家の騎士団で
傭兵としてその歳では珍しく実力があったものだから、
当時の白光騎士団長にスカウトされたのが勤めるきっかけ
見習いで入ったのが10代後半、現在20代後半
そろそろ嫁さんを貰ってもおかしくない年齢だ、だがいない　空しい
気付いたら勤め始めて7年
いつの間にか屋敷の門を警護できるようになってた俺
よく考えてみると結構昇進したんだな、と自分褒めてやりたい


そんな俺でもついこの間クビになったわけだ
まぁ、かなりの事件　それこそ国に関係する事件があったからで
ファブレ家の一人息子であるルーク様がまた誘拐されてしまったからだ
一度目は10歳の時
見つけられた後、記憶もなにもかも失って戻って来た・・・らしい
らしいというのは俺は当時その事件に関わっていなかったからで
その事件後、白光騎士団がほぼ総入れ替えの時に入団したのが理由
だから俺は赤ん坊のように純粋で
素直になることができないでいるルーク様しか知らない
そして今回俺がクビになった理由
そのルーク様が二度目の誘拐をされたからだ
誘拐犯は屋敷内の者を全てを眠らせて侵入し、
誘拐していったというのだから冗談じゃない！
しかも最初誘拐犯の目的はグランツ謡将だというではないか！！
あげく狙われた謡将の妹とかいう噂もある
兄妹喧嘩するなら他人の家を巻き込むなという話だ
屋敷内全ての人間が眠らされたが幸いにも大事には至らなかった
しかし一歩間違えば旦那様や奥方様が危険な目にあっていたのは言うまでもない
そしてその責任は取らなきゃならなかった
譜歌という特殊な力により眠らされたとはいえ職務怠慢にあたる
団長と副団長　そして屋敷の入口を警備していた俺の片割れの騎士を含め
10人近く仲良くクビになった訳だ
他にメイドも何人かクビになったらしい
今回特殊なケースだった為、新しい職場と多少の金を付けてもらえたのはありがたかった
俺は元々傭兵としてやっていたから退職金しか貰わなかったが


だが今回の誘拐は流石に腹が立つ
なんとかルーク様が帰国なさるまで屋敷に置いて頂けたが
あの誘拐犯の女今度会ったらただじゃすまさねぇ・・・！
謝ってすむと思っているのか公爵家に顔を出しに来やがったのだ
そしてそれを勧めたのが使用人の一人であり、
勝手に屋敷を飛び出したガイだから怒りは倍増
しかし周りの怒りの視線に気付いてないあたりめでたい頭をしているから呆れたものだ
ガイを後から呼び出して遠回しに忠告したが
何にもわかっちゃいねぇのにはマジ殺してやろうかと思った
そんな奴らを野放しにしている公爵家を
クビになって逆によかったと考えるべきなのかは複雑だが


そんなこんなで現在傭兵稼業中
白光騎士団よりか幾分か給料は少ないが、生活できないほどではない
それに元々金を使うにしても装備を整えるくらいにしか使わないから貯蓄はある
軍人になるつもりは更々ないのでしばらくはこの生活でもいいだろう
今日の仕事を終えたので夕方のケセドニア内をぶらぶらしていた
ふと視界に朱が前から目に入る
朱を主にし、先端が黄色のグラデーションになっている髪
瞳は新緑を灯したような翠の色
屋敷に居た頃、自分が守るべき対象であったルーク様だ


「ちょ、なんでルーク様が・・・」


ぽつりと呟いた言葉はどうやら本人に聞こえてしまったらしく
嫌そうな顔をしてこちらを威嚇してきた


「なんだよ、なんで俺の名前を知ってるんだよ」


声をかけられてハッとする
まてまてまて
確かにルーク様が親善大使としてアクゼリュスに行くってのは聞いてたぞ
だが何故同行者がいない？
ってかなんで髪の毛隠すとかしてないんスかルーク様・・・！
疑問は尽きないが返事を返さなくては失礼だ
何せ相手は公爵子息であり王族だ
一般人な自分とは身分が違う


「気分を害されたのならば申し訳ございませんルーク様
私は白光騎士団を勤めていた者でございます」


丁寧な口調で返事をすれば威嚇するのはやめた、
が嫌そうな顔が深くなったようだ
そういえば敬語を使われるのを酷く嫌がっていたのを思い出す


「敬語はやめろよ、でもなんで白光騎士団がここにいるんだよ」

「敬語をやめることは申し訳ございませんができません
それに何故ここにいるかをお聞きしたいのならばご説明させて頂きますが」

「ちぇ、なんだよつまんねーの！
で？なんでいるんだよ」

「はい、ですがお話の前に・・・」


俺は話す前に近くの露店で一番上等な布を購入し、それをルーク様へ渡す
きょとんと不思議そうな顔を見せるあたりわからないみたいだ


「なんだ？」

「この布を被っては頂けませんか？
貴方様のおぐしは目立ちます」

「なんでだ？別にいいだろ？」

「いいえ、ルーク様の御命にも関わります」


真面目な顔で命について言えば顔を真っ青にする
どうやら誰も気にかけていなかったのがわかる
おいおい、全くどうなってんだよ
俺は戦争をドンパチされるよりも平和に暮らしていたいから和平は歓迎だが
上の貴族様達にはそのドンパチをしたい奴らもいる
だからここぞとばかりに親善大使一行を狙う奴らもいるだろうし、
ファブレ公爵家を陥れようとする馬鹿もいるだろう
自分らは戦わないからいいかもしれんが庶民にはいらん世話だ
脱力感を感じる俺を余所にいそいそと布を被る姿が目に入る
幸いにもケセドニアは砂漠地帯だ
布を被っていてもなんら不思議もない


「・・・なぁ、命に関わるって・・・」

「そのことも含めてお話させて頂きます
長い話になりそうですのでどこかに入ってお話させて頂いてもよろしいですか？」


コクリと頷くのが見えたので了承の証として取らせて頂く
ルーク様を伴ってとりあえず入れる店を探すことにした



人生何があるかわからない



この後、ケセドニア内でそこそこにいい店を選びお互い話しをするのだが
胃がこれでもかというくらい痛くなるのはもう少し後のこと

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風呂で頭をわしわし洗っていたらふと思いついたもの
そりゃやめさせられる人もいるよねって話

拍手up日　2008/02/16　夜人

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遅すぎた！手遅れだった！

ほんとは昨日上げるはずだったもの
書いてる途中でインターネット落ちた瞬間
頭が真っ白になったのは言うまでもない
なんで急に落ちるかなー

で、なんとなく書いてみたかったから書いてみた
ルークが実はアッシュのレプリカじゃなくて
アッシュの身代りやってたんだよって話
ファブレ夫妻がルークに影武者を頼みました
うーん、ルークは親戚の子で
クリムゾンの弟の息子ってことで１つ
レプリカのルークは乖離しちゃってます　ご、ごめんね！！（号泣

相変わらずキムラスカ捏造もいいとこだが　でもそんなの関係ねぇ
今回はイオン様含めてＰＴ＋アスに厳しめ？ですお

ファブレの屋敷に突然襲撃してきた女と共にマルクトへ飛ばされ
数週間かけてやっとバチカルに戻ってくることができた
この数週間で俺の胃はキリキリと悲鳴を上げている
この年にして胃薬常備なんて笑えない

周りが非常識人ばかりだったというのもある
襲撃犯の女は言うまでもなく、マルクトの自称和平の使者は俺を見下す
導師の守護役である少女は導師より俺に纏わりつき、
使用人であるはずの男は外というのを忘れているのか馴れ馴れしく話す
唯一まともな部類に入る導師だが考えが足りないのか
勝手にふらふら　こっちにふらふら
立場ってもんをわかっちゃいねぇ
ヴァン謡将もイオンに挨拶もしないで言うだけ言って去っていくし
六神将は襲ってくるしで碌なもんじゃない
そんな中で一番痛いできごとと言えば
今は俺が影武者をしている位置『ルーク』の位置にいるはずのアッシュ
彼がマルクトのタルタロスを襲ったばかりでなく
俺に斬りかかってきたり、カイツールを襲うなんてことをしてきた
罵声も浴びせられた俺ってかなり理不尽だよな・・・

このことを今は俺の父上でもあるファブレ公爵に言わなければならないと思うと
・・・胃だけでなく頭も痛くなってきた
しかし言わなければならない状況であることに間違いない
恐らくこれを言った瞬間
父上の危険な生え際と（今回のことで進行しなけりゃいいけど）
いつも寄っている眉間の皺がぶち切れそうだ・・・
否、これは切れるな
それは盛大にぶっちーんと
母上もぶっ倒れなきゃいいけど真実は告げなければならない



ルークが公爵に今までのことを告げた後
顔を真っ青を通り越し真っ白になった公爵は
たった今城から帰って来たばかりだというのに慌てて城へと駆け戻っていった
その後のキムラスカの上層部は一層慌ただしくなった
マルクトの使者だけではなく、周りの人間の対応
そして六神将の行ったことの問題である
インゴベルト陛下を始め、
ファブレ公爵に続く重鎮達は揃って厳しい顔をしていた
マルクトの和平が問題ではない
（あると言えばその使者の言動が問題だが）
襲撃犯と謡将も問題だが捕らえてあるから進展はなくまだいい
ファブレ家の使用人がその息子を前衛に立たせたこともクビにすればいい
（ガルディオスの遺児なのは問題ありだが）
導師守護役の態度・導師の考えなしの行動
それらによって引き起こされた問題の数々

１番頭を抱える問題はダアトにいる六神将の一人、
鮮血のアッシュの行いが問題だ
タルタロス襲撃・カイツールの狼藉、そしてルークへの攻撃
本来ならキムラスカの王族
ルーク・フォン・ファブレでもあるアッシュ
彼がキムラスカの民をそして影武者とはいえ
『ルーク』に攻撃をしたのは大勢の民の前
今さらアッシュがルークだったなどと言えるはずもなく
このことをどうするか悩ませる

今まで彼には戻ってこられるチャンスがあったのだ
六神将といえばそれなりの地位
髪に瞳・そして記憶があるのだから問題はなかったはずだ
もし抜け出すことができなくても
キムラスカからダアトに行く者たちもいる
その者に手紙なりなんなり渡せば進展があったはず
しかし彼は何も行動を起こそうとしなかったし
その気配すらなかったのだからこちらも行動のしようがない
亡命したのではという声も度々上がったこともあった
けれどたった一人の大事な息子
ギリギリまで信じていたかったが今回のことで修正すらできなくなってしまった


「・・・鮮血のアッシュはファブレもキムラスカも関係ありませぬ
我が息子は今いるルークのみ
ルキウス・ルーク・フォン・ファブレその子のみです」


ぽつりとファブレ公爵は漏らした


「・・・そうだな
髪も瞳もキムラスカ特有の色であるがどこかの庶子であろう
皆もそう聞いたな」

「もちろんでございます陛下」


取った道はただ一つ
アッシュは『ルーク』ではなくただのアッシュということ
キムラスカ王家には関係なく存在を切り捨てる
ただそれしかなかった



遅すぎた！手遅れだった！



その後、『ルーク』改めルキウスはアクゼリュスの慰問として親善大使として出発
アクゼリュスに着く前にパッセージリングが耐えきれず崩落し
降下作戦が開始されるのはもう少し後の話
その降下作戦に数々の罪を背負った者たちと
捕らえられた六神将のアッシュが贖罪として回ったという・・・

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
あ、ルークの名前は逆光子ルクでも使ってる名前を使いまわしです
なんかこれっていうのが思いつかなかったというか（爆
本人たちにはぶつけていないけど厳しめでいってみました

2008/03/02　夜人

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